“ (Re :)キャリアコンサルタント ”

キャリアコンサルタント修行録「キャリアコンサルティング技能士、キャリアコンサルティング、キャリアカウンセリング、その他、キャリコンの呟き。

キャリアコンサルティング技能士「論述試験」の振り返り(その1)

前回書いたように、私はキャリアコンサルティング技能士(2級)試験を3回受けて、ようやく合格することができました。

受験前に、既に合格している人から「論述はキャリアコンサルタントに合格していれば問題なく合格点が取れる、でも面接試験はとても難しいよ!」という声が多かったので、論述はなんとかなるだろうと過去問の模範解答及び重要ポイントをしっかりと頭に叩き込んで(っそういうつもりになって)試験に臨みましたが、1回目は見事に不合格(論述:58)となりました。一方で面接試験は合格(基本的態度:75、関係構築力:70、問題把握力:65、具体的展開力:65、合計68)していただけに、とてもショックで「あと、たったの2点。面接から2点回してもれないのか? 論述と面接で60点ギリギリで合格した人より、総得点数で私のほうが上ではないのか?」と、落ち込みました。

しかし、直後から次回こそは合格するっぞ! と気を取り直す努力をしながら、いろいろと反省をして考えたところ、「答案を何度も消し直しているうちに、試験時間内で上手く書き終えることが難しくなり、最後の数分は、書き足りない事を端折った文章でなんとか書き終えていた」ことを思い出しました。

CLの言いたかった事や、CC視点でのCLの課題の捉え方や、目標と具体的方策についても考え方は間違っていないはずですが、時間内に答案用紙に無駄なく書き上げる。という作業が不十分であることに気づきました。

手書き試験に慣れておらず、時間内に書き上げる対策が出来ていなかったのです。論述対策に必要な、回答のセオリーやキーワードや論述っぽい記述方法などを頭で理解したつもりになっていて、身体(もっというと手と指先)が覚えていなかったということです。

★論述対策は、頭だけでなく手を使ってカラダに覚えさせることが、とても重要です。自分の手書きでは1行に何文字くらいかけるのか?文章を時短ならぬ字短するための、言葉を練習しておくこと。